CAD/CAM展示会(ケーオーデンタル)

8月4日にケーオーデンタル福岡営業所で行われるCAD/CAMの展示会の見学をさせていただきました。 まずYOSIDAさんのブースに行きに案内してもらい展示されていたコエックスT5の説明を受けました。コエックスT5は自分たちが使用しているE1(3Shape)と同様のオープン型スキャナーで咬合器を装着したままスキャンが出来る事と、模型の高さに合わせてスキャン台の高さを変更できる事が特徴なのだそうです。 サンデンタルさんのブースではCAD/CAMではなく、石膏分割カッターが展示されていました。電動カッターなので力が要らず、また、レーザー光で誘導されながら下から切断するので特別な技量とかが必要ないので分割が苦手な人でも短時間で分割できるとの事でした。 松風さんのブースでは九州デンタルショーでも展示されていた松風ブロックHCスーパーハードを展示していました。 今回の展示会で様々な企業のCAD/CAMを見学させていただいた中でやはり同じCAD/CAMでも特徴はメーカーごとに大きく違い、実際に動かしている所を見るという事はとても大事な事だと思いました。今回は貴重な経験をさせていただきありがとうございました。 竹島隆之助

8月4日にケーオーデンタル福岡営業所内でCAD/CAMの展示会が行われました。 約11ヶ所のブースがあり、国内のCAD/CAMを取り扱っているメーカーが来ていました。 朝9時30分位に会場に着きまして、各メーカーのブースをケーオーデンタルの松原様と見て回りました。会場には、既に40~50人ほどの来場者がいまして賑わっていました。 まず初めに、(株)YOSIDAさんのブースに行きまして「コエックスT5(卓上スキャナー)」の説明を受けました。 「コエックスT5」の特徴としましては、オープン型のスキャナーで咬合器装着をしたまま咬合のスキャンが可能な点と、フルアーチを約12秒でスキャンする高速スキャン、模型の高さに合わせてスキャン台の高さを変更できるフレキシブルマルチダイが特徴でした。 また、(株)YOSIDAが扱っていますCADソフト「exocad」の説明を受けました。 「exocad」は、世界的にもシェア率が高いCADソフトとの事です。 実際に少しだけ操作してみたのですが、当社で扱っています3Shapeと比較しますと、exocadの方がセメントスペースの細かな調整等がやりやすいです。 ただ、私としましては3Shapeの方がコンタクト調整、咬合調整がやりやすく直感的に操作が出来ると思います。同じCADソフトでも一長一短があり、勉強になりました。 次に(株)デンケンさんのブースに行きまして、「EDGE(エッジ)卓上スキャナー」の説明を受けました。 EDGEは保守、ライセンス料が不要のスキャナーで新規導入しやすい価格帯が特徴のスキャナーです。独特の形でオープン型のスキャナーです。こちらもCADソフトはexocadを使用する形になっております。 次に(株)サンデンタルさんのブースではCAD/CAMとは違いますが、「G2石膏分割カッター」の説明を受けました。 G2の特徴としましては、通常石膏分割ノコで上から切断分割するのですが、G2は下から電動カッターで簡単に分割出来るのが特徴です。 下から分割する事のメリットは、隣在歯を傷つけない、歯列不正等で複雑なケースでも簡単に分割できる点です。電動カッターなので手作業と比較して作業時間の短縮や、作業者の怪我、腱鞘炎等のリスクがなくなります。 次に(株)松風さんのブースに行き、当社導入予定の松風ブロックHCスーパーハード(大臼歯用ブロック)の説明を改めて受けました。 スーパーハードは、実績にあるモノマーテクノロジー(PUDAモノマー)と新開発のフィラーの2つの技術を融合した「DUO-Techテクノロジー」によって生まれました。優れた曲げ強さ、ビッカース硬さ、圧縮強さ、耐着色性、耐水性を持っています。 次に(株)山金さんのブースに行きました。山金さんのブースではジルコニアの「KZR-CAD-Zrグラデーション」と「ナノジルコニア」の説明を受けました。 「KZR-CAD-Zrグラデーション」の特徴としましては、グラデーションのコントラスト比の差を0.03未満に制御しており、より自然な色調変化を再現できるようになっています。また、グラデーションの各層の顔料量の差による焼結時の形状ひずみが発生しないように製造されているとの事です。ひずみが発生してしまいますと、破折、破損の原因になります。 「ナノジルコニア」の特徴ですが、透過率が0%となっており、下のメタル色を拾わない強度に優れたジルコニアになっております。ポーセレンのレイアリングフレームとしましては、最適なジルコニアになります。 次に(株)IvoclarVivadentさんのブースに行き、新発売の「プログラミルPM7(ミリングマシーン)」の説明を受けました。 プログラミルPM7は、湿式、乾式を自動切り替えでき、様々な材料に対応可能なミリングマシーンです。切削可能な材料はジルコニア、e-max、コバルトクロム、チタン、PMMA、WAX、ハイブリッドレジンです。また、8枚のディスクをセットする事ができますので、ディスクの取り外しの手間がかからないのが特徴です。 通常ですと、湿式ミリングをした後、乾式ミリングをする場合、ミリング作業に入る前に水分を拭き取らないといけない(乾式ミリングの粉が水分と混ざり付着してしまい取れなくなってしまうので)のですが、プログラミルPM7は、強力なエアーで水分を飛ばし、乾燥させます。(乾燥には15分程度かかるそうです。) 次に(株)クラレノリタケデンタルさんのブースに行き、3ShapeスキャナーのD2000の説明を受けました。 D2000は、スキャンカメラを4台搭載し、上下顎同時にセットが可能になり、一度に上下顎のスキャンが出来ます。しかし、スキャン時間はD1000(上下顎セット不可モデル)と同じです。着脱の時間が短縮されるので少しの時間短縮にはなるかと思います。 次に(株)朝日レントゲン工業(AMANNGIRRBACH社)さんのブースに行き、「CeramillMap400」と「CaramillMotion2」の説明を受けました。 「CeramillMap400」は高感度の3Dセンサーを搭載し、新開発の高性能スキャン方式によって今まで以上の速度で正確な高解像度スキャンが可能になったスキャナーです。フルアーチスキャンが24秒で完了します。また、咬合器を直接入れることが出来ますので、正確な咬合のスキャンが可能になりました。 「CaramillMotion2」は様々な症例に対応できるように、湿式、乾式両方の加工が可能なミリングマシーンです。新開発の加工法「カービングモード」によってガラスセラミック、ハイブリッドセラミックの加工時間を約60%短縮しました。従来のグラインディングによる研削加工ではなく、修復物の外形に沿って直接ブロックをカットする事によりダブルスピンドル方式の加工機に匹敵する高速加工が可能になりました。 感想  約4年半前にCAD/CAMを導入して以降、なかなかデンタルショーなどの展示会などに参加する機会がなく、パンフレットなどを頂いて情報収集をしていましたが、パンフレットで知る事には限度がありました。今回ケーオーデンタルさんで行われた展示会に参加でき、直接メーカーさんと会話をし、機械を直接見て大変勉強になりました。 機械の進化は凄まじく、4年半前では考えられない様な事が多々ありました。咬合器をスキャナーに直接入れスキャンが可能になった事、ディスクチェンジャーによる材料の自動交換できるようになった事など、機械の進化についていけるように、積極的に展示会などに参加して勉強していきたいと思います。 濱田祐輔

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