高齢者の悩み(咀嚼機能)

今、日本は高齢化が進んでいます。総人口に占める割合は28.4%、過去最高となってしまいました。

高齢者が抱える悩みの1つに歯の悩みがあります。歯が痛い、腫れる、出血するという悩みを抱える人の割合は60歳以降減ってきます。一方で、噛めない物があると悩む人の割合は50歳以降急激に増えてくるのです。75歳以上になると何らかの義歯を使っている人の割合は90%近くにもなります。義歯を使っていても噛むことができない人も多くいます。それは義歯などが不良の場合もあるでしょう。しかし、そうではなく義歯はとても良い物にもかかわらず、うまく噛めないとか、義歯と頬の間に食べ物が多く溜まって食べることが出来ないと訴えてくる方がいらっしゃいます。その原因はやはり高齢ということです。

高齢になると舌の運動機能と咀嚼機能が低下し、唾液の分泌も低下してきます。

食事をする時、私達は舌や頬の筋肉を使って食べ物がうまく歯の上にのるようにコントロールしています。しかし、頬の筋肉や舌の力が衰えてくると、それらが出来なくなってきます。

高齢者は自分の歯があったとしても全身の衰えから食べる事が困難なわけですから、義歯のような慣れない物を入れて、食べる事は困難を極めるわけです。

ですから、良い義歯を作る事は大切ですが、それと同じように、その義歯を使いこなせるように、舌の力や頬の筋肉の力をアップさせ咀嚼機能と嚥下機能が向上するようにアドバイスやサポートする事もとても大切なのです。

なぜなら、高齢者にとって美味しい物を食べる事は、大きな楽しみなのですから。

噛めないとあきらめずにサポート出来たら良いなと思います。

 

あさひ    K

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